保育士の経験談について

保育現場③

私は、これまでに幼稚園、保育園、知的障がい児通園施設、児童デイサービスとさまざまな機関で幼稚園教諭、保育士として業務に携わってきました。年数にして14年ほどになります。その間、体力的にきつくなり現場を離れた時期もありましたが、結局は再び子どもの待つ場所へと戻ってしまいます。現場から離れる理由としては、体力勝負な仕事なのに賃金の低さからというのが大きな理由です。でも仕事自体は大変やりがいを感じ、たくさんの感動を味わえる仕事で、こんな仕事はほかでは味わえないだろうと思います。特につい先日まで関わっていた障がい児への保育の仕事は、今までの経験の中でも特に強く感じています。小さな体がすくすくと育ち、出来なかったことが少しづつできるようになり、毎日が発見の日々でした。言葉を発しなかった子が少しづつ表出する名称が出てきたときには、同僚たちと感動しあい、子どもの親御さんと感動しあいました。楽しい、嬉しいばかりでは決してなく、時には悲しい実情を目の当たりにしたり、苦しむ子どもや親御さんを受け入れなくてはならない現状に精神的にきついことも多かったです。そんな時は、同僚と話し合い、いつもと変わらずそして焦らずに接していくよう心掛けていました。時間が解決してくれると信じながら。

 新人保育士さんには、羞恥心はいらない!というアドバイスをしていました。まずは、大人が心底楽しむ、笑いを取る。それで子どもの心は一発でわしづかみです。これは、自分の経験上の話です。子どもたちは、よく大人を見ており、お家でもそれを真似る姿をよく親御さんから聞きました。それは良いのか悪いのかは定かではないのですが。

 以前とても不思議な経験をしました。当時保育園で仕事をしていたのですが、帰り道に車に給油しようとガソリンスタンドに立ち寄った時のことです。スタンドの若い男性定員さんが突然「保育士さんですか?」と給油しながら声を掛けてきました。自分の姿を見てジャージなどのそれらしい恰好をしていたわけではなかったので驚きました。なぜそう思ったのか店員さんに理由を尋ねてみると、その方の母親が保育士だったそうで、保育士の仕事をしている人が雰囲気ですぐにわかるそうです。そのエピソードを園児の親御さんに話したところ親御さんもそう感じてくれたようであまり驚かなかったのです。長年の経験で表情で保育士顔になっているんだなあ、とつくづく感じる出来事でした。
 今は現場を離れてしまいましたが、いづれまた復帰するのかもしれないと感じる今日この頃です。

学童保育の現状

保育現場②

日本は核家族世帯が多いのが実情です。
「子どもを預けられれば」働く事が出来るのにと思う親が大変多い状態です。
私は以前学童保育の手伝いをした経験があります。
申し込みが非常に多い事には、正直驚きました。
私は日中、通常に勤めているので、夕方やイベント等裏方での手伝いでした。
ボランティアとして活動をしていました。
特に休日の手伝いが主な活動でした。子供たちとの接点は楽しい思い出でした。
特に夏休みの「お泊まり保育」は子供たちには、楽しいイベントです。
花火やバーベキュー等盛りだくさんで私自身も楽しみました。
それから保育士としての働き手が少ないのも実態でした。
先日報道されていましたが、「学童保育を民間企業が参入を初めた」と聞いて嬉しい状況と感じました。
通常は、時間帯も夕方6時位が通常ですが、民間は遅くは20時迄預かって貰える所もある様です。民間企業が行う事でメリットは多くあると感じます。
こういった事業所がもっと増える事を切に願います。
そう思う親御さんは大変多いと思います。
私自身の子供の頃は、学校の帰りに校庭で遊んだ記憶がありますが、現在は事故防止や犯罪抑止や責任問題があり帰宅を促される状態です。
子供たちが、おじいさんや、おばあさんと一緒に過ごせる状態を想像してみるが、難しいのでしょうか。いわゆる公園と同じ状態にできないものでしょうか。
そういう光景を想像すると懐かしさを感じます。
待機児童の問題も上手く解決できないものでしょうか。
民間企業が保育に参入するうえで、不安な面があるのは、事実で上手く行政が舵取り等を行う事は大切と思います。
民間で起きる事故なども報道されて不安な面を感じますね。
民間企業が多く参入する事で待機児童を減らす事は可能だと思います。
私の娘家族も同じ問題で働けずに、悩んでいる状態を聴き身近な問題です。
働きたくても働けない実態を行政はもっと早く対策をして欲しいです。
保育士資格を取得した方を、上手に募集して、働ける場所を作り、待機児童問題解決を早急に行なう必要が望まれています。

伝染病に注意

保育現場①

保育園に勤めているということは、菌に耐えられる健康な体を維持していないといけないということでもあります。
ノロウィルス、インフルエンザ、おたふく風邪、水疱瘡、手足口病など、いつやってきてもおかしくありません。
勤めはじめてすぐの頃、私は熱がでてしまい有休を使うことがありました。
園長先生が私に『保育士は病気になってはいけない』と言われました。
その時は『まずは心配してくれてもいいのに・・・』と思っていましたが、長年勤めていてその意味がよくわかりました。
担任が欠席してしまうと、子どもたちのペースもリズムも狂ってしまいます。
また、他のクラスにも迷惑をかけてしまいます。
体調が悪くなると、十分な保育もする事ができません。
その中で事故が起こっても、言い訳はできません。
ですので保育士は常に健康で、いなければなりません。
ある年、ノロウィルスが流行りました。
子どもたちは、部屋の中、外遊び中でもよくもどしていました。
その処理は、保育士が行います。
ノロウィルスは感染力が強いので、どんどんうつっていきました。
子どもたちは休み始め、元気で登園していた子たちも、体調を崩し、あらゆるところでもどしはじめました。
毎日誰かが、体調を崩し、緊急に連絡をしてお迎えに来てもらいました。
嘔吐物の処理をした保育士は、着替えをしなければなりません。
同じ環境にいて、うつらないほうがおかしいくらいです。
嫌と言うほど、集団生活の中での菌の力を見せつけられました。
そんなとき、隣のクラスの保育士が、うつってしまいました。
空気感染もするので、本当に怖いウィルスです。
その保育士は、すぐに帰宅させられました。
私は、となりのクラスの給食を運んだり
配ったりと、自分のクラスも運営しながら、となりのクラスも保育をしていました。
かなり、大変でした。
仕事を二倍しているようなものでした。
その時、この状況で、自分は絶対にノロウィルスをもらってはいけないというプロ意識を持って、保育をしました。
手洗い、うがい、換気は徹底して行い、子どもたちの対応にあたれるようにとおもっていました。
保育士をするならば、何があっても病気になってはならないという気持ちも備えておかなければなりません。

保育の現場では、バックに教育方針の違う親御さんがいるのです。

保育現場④

保育の現場では、やはり人の命をお預かりする事との大切さがあると思います。

乳幼児を見て頂く側からも、信頼して、お願いしていますので、その点は1番に気をつけて頂きたく思います。
勿論子どもを託児してもらう所も、色々とありますがその中から選んだわけです。

遊び、体操、音楽などから、子どもがもっている性質をのばして頂く年齢でもありますから保育士さんに個人の特質を知って頂きたいのです。
保育士さんが、親と同じくらいには、子どもの事を知ることは難しいかもしれませんが、対応を上手にしてほしいと親の側から思うのです。

子どもに関して、親は忙しかったり、気分が落ち着かない時などありますが、かえって子どもからは、他人の保育士さんのお預かりのほうが良いと思う事もあります。

保育士さんは、受け持つ子どもさんの人数など決まりなどあると思います。
やはり受け持つ人数は、無理のないようなお仕事をされていると感じます。

でも保育士さんのお仕事は、お忙しくて、いつもお迎えの時の姿を見ても、てんてこ舞いのお仕事だと感じます。
現場だけではなく、書き仕事や、その上、女の方の多い職場ですから対人関係も気を使うこともあります。
家で自分の子どものお世話が出来ない方が、保育の為のお金をだしてお願いしているわけですが、子どもを預かって頂き価値のあるものと感じます。

子どもからは、最初の団体行動のできる場所なのです。
良いインパクトのある保育士さんの言葉遣いや対応を望んでいます。
保育士さんに関しては、ご自分の子どもさんを育てている方が、安心感を感じる親御さんもあるかもしれません。

また子どもさんが好きだけで出来るお仕事でもありません。
親御さんの家庭環境の把握、子どもさんの暮らしぶりなどソーシャル関係を模式図的なネットワークでからだに叩き込みくらいの立場の職場となります。
子どもさんのバックには、親御さんいる事、またそれぞれの親の教育方針などの違いなどあります。
保育全般のクレームも関係するものです。

保育の仕事は、お相手が子どもさんで、楽しく可愛いいものですが、みて頂く側からは、責任感の強さのあるお仕事ぶりの人を望みます。

乳児保育

保育現場③

私の園では乳児担当制のシステムを取り入れていました。
担当制なので、食事やオムツ替え、遊び、着替えなどほぼ担当保育士がしていました。
担当制にする事で、安心感のある母がそばにいるような家庭での人的環境を作っていました。
入園時から泣いて登園していた赤ちゃんの話をします。
毎日、一日中泣いて過ごしていました。
大好きなお母さんと離ればなれになって淋しくて仕方がなさそうでした。
担当保育士は毎朝、赤ちゃんを迎えます。
赤ちゃんの登園時間は7時半でした。
赤ちゃんが保育園の環境に慣れるまでは、その保育士の出勤時間(早出、遅出ありシステムなのですが)は赤ちゃんの登園時間までには出勤するようにしていました。
もちろん、有休も使えませんでした。
保育園でのお母さんは、その子にとって、その保育士しかいません。
赤ちゃんもまた、保育士の顔を見慣れ、保育士の愛情を受け取ると、後追いをし出し姿が見えなくなると泣くようになりました。
こうなると、担当制第一関門突破です。
赤ちゃんが安心して生活できる空間を見つけたことは、大きな事です。
そして、ここから遊びや興味がひろがっていくのです。

食事の場面では、まだ一人歩きができない子どもは膝に座らせて食べさせました。
食べるたびに『おいしいね』『次は何食べようか?』『あつくないかな?』など言葉をかけました。
食べさせる物を子どもに選ばせていました。
食に対する意欲を育てながら、保育士は援助していきます。
ひとりで歩けるようになると、イスを準備しますが、個々に合わせて足の踏み板の高さを合わせて専用のイスを作りました。
足が宙ぶらりんになった状態では、不安定でとても食べにくいからです。
環境を整えることは、手間ですがその手間を惜しまないことが、子どもの成長を伸ばします。
食事中に足をぶらぶらさせている子に『足をぶらぶらさせないで』と注意する前に、そういう環境を作っている保育士が反省しないといけません。
マナーを伝えるにはまずは環境からです。

赤ちゃんで泣いて過ごしていたその子も一年経つとすっかり幼児になりました。
安心できる大人(保育士)に見守られて育ったその子は、手荒い、鼻かみ、ゴミ捨てなど、その他いろんな事を丁寧に教えてもらいできるようになっていました。
担当制の保育の良さは、子どもが安心して過ごせることと、丁寧な保育ができるという事だと思います。

大人も子どもも保護者も人間

保育現場②

大人の世界も、子どもの世界も、大人×子どもの世界も、『合う、合わない』がありました。

ネバネバとやたらくっついてくる女の子がいました。
私は過ごし苦手でした。
でも、私は大人なので、それなりの対応をしました。
『何か手伝おうか?』
『お話があるなら聞くよ?一緒にお話しよう!』
なと、言葉をかけて関わりを持つようにしました。
私とは逆に、そのくっついてくる子どものことが好きな保育士もいました。
一緒にネバネバとくっついて過ごしていたり、抱っこしてみたりと、その保育士ならではの対応で関わっていました。
その保育士と私は、合いませんでした。
喧嘩をするわけではありませんが、雰囲気や空気で何となく感じてしまうものです。
ただ、大人なので距離を保てば平和に過ごせるのでそれなりに一日を過ごしていました。
連絡しなければいけないことや、協力しなければならないことは、きちんと関わりを持って行います。
子どもに影響が出ないように、きちっと仕事もこなしていきました。
職員同士、深いつきあいはなくても大人な対応がお互いにできていればよかったのですが、保護者の人とは、そうもいかないのが現実でした。
子どもの成長の、話しにくい話もしていかなければなりませんし、苦手な人も避けては通れません。
信頼関係を築いて、一緒に子どもの成長を支えていかなければなりません。
保護者の人から苦情はもちろんありました。
逃げることはできません。
どんな事でも対応できるように、日頃の保育に意図を持って活動しました。
自分よりもはるかに年上のお父さんお母さんには、私の頼りなさを感じられていたかもしれません。
自分の保育をアピールできるように、私はお便りを出し続けました。
他のクラスの保育士が一ヶ月1枚のところ、私は5~7枚出しました。
私のことが苦手な保護者の人も、文面に挿し絵をする事で、私の保育に興味を持って育児に参加して欲しかったからです。
ただなんとなく『合う人、合わない人』で終わらせてしまわないで一歩踏み込んだ努力で
人間関係は保てたり作れたりするのかもしれません。

補助の先生し自分にとっては補助ではない。

保育現場①

正直、ハードな仕事だと思います。
最近、グレーゾーンと呼ばれている、障害とまではいかないけれど、支援の必要な子どもが増えてきています。
クラスに1~5人くらいはいました。
保育士一人ではクラス運営が難しくなりそうならば、補助の保育士をクラスに入れます。
子どもたちから、『あの子だけいっつも先生がそばにおってくれるからいいなぁ』という言葉が聞こえてきます。
そう言うとき、私はこう伝えていました。
『みんなそれぞれに、好きなことがあれば嫌いなこともあるよね。練習をするとできるようになったり、少し手伝ってもらえるとできるようになることだってあったりするよね。だから、私が○○先生にお願いして○○くんの事を手伝ってもらっているんだよ』
子どもたちは納得するとそれからは何も言っては来ませんでした。

私は補助に入ってくださるパートの先生からたくさんの学びがありました。
人生経験も豊富で、保育歴も長くベテラン先生なのに、若手の私たちに合わせてくださっていました。
援助のタイミングが分からないときは、私に保育指導を求められました。
担任と補助の立場をわきまえて、常に私に合わせてくださっていました。
時々タイミングの合わない援助になってしまうこともありましたが、私たちは子どもが降園したあとに話し合いをしていました。
立ち話でもかまいません。
クラスの保育士同士でコミュニケーションを取り合って保育を進めていきます。
保育の世界では、年齢など関係ありません。
すべてプロとしての高い意識を持って、保育をしています。
ベテラン先生であっても、担任の保育観を聞いて合わせていかなければなりません。
担任も、自分の保育観や、
したい保育を提出し、補助の先生の援助をお願いします。
一日が終わりどれだけ疲れていても、補助の先生には『ありがとうございました。明日もよろしくお願いします』と言葉をかけます。
この言葉があるのとないのとでは、補助の先生の気持ちか変わってくるようです。
頼りにしていることをきちんと言葉で伝える事ができていれば、また次の日、いい保育が送れます。

保育士として働くということ

保育問題⑥

保育の現場と聞くと、まず多くの人が思い浮かべるのは「保育園」でしょうか。
保護者が働いているという理由により0歳児(首が座ってからとうたっているところが多いでしょうか、だいたい2,3ヶ月から預けられるところが多いですね)から就学前の幼児を預かるところが保育園ですが、今は就労という理由がなくても親のリフレッシュや冠婚葬祭のために一時保育として預かってくれる保育園も多くあります。
1週間に数回預けるようなコースがあったり、病後児保育を行っている保育園も多くありますので、利用したい保育園がどのような特別保育を行っているかを知っておくと便利です。
保育園はもちろん小さい赤ちゃんには手厚く保育者がつかなくてはいけない人員配置がとられています。
0歳児3人につき保育士1人、1,2歳児6人につき保育士1人というふうにです。
小さい子が多いということはそれだけ人件費もかかるということですが、そのぶん公からの補助金も多く出る仕組みになっています。
赤ちゃんであればあるほどその子の「生命の保持」にかかわるわけですが、小さい子は主に食べること・パンツトレーニング等これからの生活に必要不可欠なことを学んでいく大事な時期です。
ただオムツを替えていればいい、食べさせていればいいというだけではないのが難しいところで、
日々の様子をよく観察し、保護者に伝えその子の発達のために連携していく、よくコミュニケーションをとっていくというのが大切ですね。
次第に大きくなっていくと子どもは保育園であったことを家庭で話したりするようになっていきます。
また発表会や運動会でも求められるものが高くなり、保育者もプレッシャーを感じたり辛い思いをすることがよくあります。
一番大切なのは子どもの成長にとってどうあるかであって、園長や周りの大人たちからどう思われるかではありません。
厳しく子どもたちに接して自分を見失ってしまうあまり、保育士を選んだこと・その保育園を選んだことを後悔してしまうかもしれません。
子どもたちが好きだったり、楽しいと思って選ん仕事です。
周囲とぶつかることがあるかもしれませんが好きだという気持ちを強くもって。
またお給料は決して高くありませんが、保育園は待機児童がいっぱい、保育士としての仕事もたくさんあります。
本当に辛くなったとき、このままでは子どもたちのことを好きでいられなくなると思ったときは、
勇気を出して他の保育にかかわる仕事をするのも1つの方法ですね。
乳児院、託児所、障がい児支援施設、保育士が輝ける場所は保育園以外にもたくさんあると思います。

知りたい!保育士さんのお仕事内容

保育問題⑤

幼稚園や保育園などに勤める保育士の仕事はおおまかに言えば「園児のお世話」です。
実際そう思っている人は多いと思います。もちろん正しいのですが、それだけにとどまらず実に多岐にわたります。

一番の仕事である「お世話」では、常に子供の健康状態や行動をチェックしつつ、子供が何を求めているのかを把握し、
満たしていかなければなりません。子供と向き合い、成長段階と合わせたサポートを行っていきます。

二番目は「子供に基本的な生活習慣を身につけさせる」こと。
具体的には食事・睡眠・排泄・清潔・衣類の着脱など、生活に必要な習慣がきちんと身に着くよう正しい援助をし、子供の自立を促します。

三番目は「社会性を養わせる」こと。自宅だけでは学習できない集団での遊びや集団生活のルールを教えていきます。
子供は友人との関わり方もここで学んでいくことになります。

四番目は「心身の発達を促す」こと。
子供の現段階の発達状況を把握した上で、より健やかに成長できるような遊びを計画し、
子供達がそれに積極的に参加できるような環境を整備します。

五番目に「地域との連携」があります。
これは子供の世話からは少し離れるようではありますが、根っこの部分では繋がっていることです。
園庭解放や体験保育などを通じ、地域と連携しての保育業務やイベントなどを担います。
地域行事にも積極的に関わるようにします。

六番目は「保護者へのサポート」です。
日々の園児の様子を踏まえ、保護者からの相談に応え、的確なアドバイスを行います。
以上が保育士のお仕事内容となりますが、他に、園児達が就学する小学校とも連携を取り引き継ぎを行っていく業務などもあるでしょう。
園内で子供たちがより快適に過ごせるよう環境を整えていくことも重要な仕事と言えるでしょう。

なんと言っても大勢の子供を一度に預かるお仕事ですから、
慣れない内は特に体力的にも精神的にも疲労が激しいことでしょう。
しかし、それだけに充分にやりがいを感じられるお仕事でもありますよね。

意外と知られていない本当の保育士の仕事

保育問題④

保育士の仕事とは何かと言われると、子どもの面倒を見ているだけでしょ、
とか子育て経験者なら誰でもできそうなどと思っている人が多いのではないでしょうか。
でも、実は保育士の仕事は、一般的なイメージよりもずっと大変で、専門的な知識の必要なものです。

保育士は毎日、子どもの生活のお世話をしながら、ただ子どもと一緒に楽しく遊んでいるわけではありません。
子どもの食事や排泄の世話をしながら、それぞれの発達段階に応じた対応を的確に行っているのです。
何も知らない人から見れば遊んでいるだけに思えても、
実は子どもの年齢に即した遊びをそれとなく提案して、よりよい子どもの発達を促しています。
おもちゃや絵本の選択、トイレトレーニング、食事のマナーなど、
一日を通して子どもが健やかに発達できるように導いていくのが、本当の保育士の仕事です。

ですから、保育士には子どもの年齢に即した発達段階に対する知識と、そ
れを生活の中に展開していく力が必要になるのです。
確かに、子育てを経験している人のほうが、ベースとなる経験がありますから、保育士の仕事にはつきやすいかもしれません。
しかし、本当の意味での保育士の仕事をするには、やはり専門的な知識がないと務まりません。
また、子どもの発達を見守る意外にも、保護者に対する応対や適切なアドバイスなども大切な保育士の仕事です。
核家族化の進んだ現代では、周りに相談する人の少ない保護者の方も多く、
孤独を感じて不安定になってしまう人が多いという現実があります。
子どもに関する心配事は、一緒になって考えてくれる誰かの存在が大きな支えとなりますから、
毎日保護者とその子どもの様子を見ている保育士は、保護者のよい相談相手になっていかなければなりません。
毎朝、連絡帳をチェックして子どもの状態を確認し、夕方、保護者が迎えにきたときに、一日の様子をきちんと連絡します。
子どもや保護者に何かいつもと違う様子があれば、そのことを心にとめて業務にあたり、
場合によっては保護者に声かけをすることもあります。

このように、保育士の仕事は、専門的な知識と高い人間力があってこそ成り立つものだと言えます。